最近の小学生は、2Bの鉛筆を使っている子が多いです。
力が弱く、筆圧が弱い低学年は2Bでよいかと思いますが、
高学年になると、BかHBを使うのが良いです。
HBを使うメリットは?
2Bなどの柔らかい鉛筆は、使うとすぐに先が丸くなります。
それに比べて、HBの硬い鉛筆は、多少使っても先のとがった状態が維持されます。
これがHBの良いところです。
5、6年生になると、習う漢字の画数がふえ、漢字が細かくなります。
また、数式も分数やひっ算など、数字を小さく書かないと書ききれない計算が多くなります。
細かな字を書くときに、先が太くなりにくいHBは有効なのです。
5,6年生になると、書く量も増えてくるので、細くかけることは重要になってくるのです。
お子さんの勉強風景を少し覗いてみてはいかがでしょうか、
2Bの丸くなった鉛筆で、走り書きで、つぶれた字を書いていませんか?
そんなお子さんには、HBの鉛筆を用意して、こまめに鉛筆を削るようにするとよいです。
とがった鉛筆を使う子は優秀
秀才型の学力の高い子ほど、先のとがった鉛筆をきちんと準備しています。
ルーズな子はたいてい、気にせず丸くなった鉛筆を書きにくさに気づかないままずっと使い続けています。
とがった鉛筆で書くことの心地よさに気づいてくれると、自然と書くことが楽しくなりますよ。
昔は?
いまから30、40年前は、1~4年生はB、5~6年がHBでした。
5,6年生でBを使う子もいましたが、2Bとかを使う子はいませんでした。
最近の子供は腰が弱くなっているせいか、筆圧が弱いです。
そのため濃い鉛筆を使いがちです。